こんにちは、ウマたんです。
先日UdemyにてBigQueryとPythonを使って集計・可視化・モデル構築まで一気通貫で行うコースをリリースしました!興味のある方は以下のリンクから2/17まで無料で受講できますので
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さて、このニュースレターでは今までAI業界で活躍するナイスガイを紹介してきたのですが、これからはAIだけではなくて幅広く活躍する人を取り上げていきたいと思っています。
AIの登場によってこれからの時代は1人で多くの富を稼ぐ人がどんどん出てくるはずです。
1人起業家のことを海外ではsolopreneurと言い海外ではめちゃくちゃ稼ぐ1人起業家・solopreneurが増えてきています。
評価額が1000億円を超えるユニコーンを目指すよりも月に数百万〜数千万円を稼ぐ1人起業家・solopreneurの方が多くの人にとって身近だし参考になるはず。
ということでこのニュースレターでは今後めちゃくちゃ稼いでいるsolopreneurにフォーカスして見ていきたいと思います。
今回フォーカスしたいのはこの人「Marc Lou(マーク・ルー)」氏!
(引用:https://twitter.com/marc_louvion)
ここ数年で1人起業家としての頭角を現し数々のサービスをリリースして現在は月に約55kドル(800万円)ほど稼ぐ男こそ、今回紹介するMarc Lou(マーク・ルー)氏。
Linkedinを見ると2016年から独立して個人で色んな仕事をしてきたみたいだが、本格的にプログラミングを勉強して自分のプロダクトを作りはじめたのは2021年の時。
そんな彼のキャリアや運営しているサービスについて見ていこう!
独学でプログラミングを勉強しサービスリリースしまくる
2021年に実家暮らしだった彼は退屈しのぎにUdemyやYoutubeを使ってプログラミングの勉強を独学ではじめる。
幸運なことに勉強をはじめてから数ヶ月後、たまたまエンジニアの募集を見つけてジュニアソフトウェアエンジニアとして働くことになる。
しかしそれからさらに数ヶ月後、残念ながら解雇されることになるのだ・・・
彼は自分がいたって平凡なプログラマーで、秀でた才能がないことに気付いたと言っている。
しかし、一方でプログラミングで何かを作ることの楽しさにのめり込み、企業で働くのではなくて自分でサービスを開発する道を選ぶ。
子供の頃レゴを楽しんでた時の感覚を思い出したらしい。めっちゃわかる。
企業に勤めているプログラマーは非常に優秀な人が多いが、個人開発で稼げるかというとそんなことはない。
必ずしも優秀なプログラマーが個人開発で成功するわけではないのだ。
プログラマーとしては平凡でもマーク氏のように莫大な金額を稼いでいる個人開発者はたくさんいる。
さて、会社をやめたマーク氏は、2022年に拠点をバリに移し数々のサービスをリリースし1人起業家としての道を歩んでいくことになる。
2022年にTwitterを始めた0フォロワーから現在で7万ものフォロワーがいる。
他のすごい影響力を持っている開発者にも共通するが、彼のすごいところはとにかく開発過程や開発状況や実際の収益などを共有すること。
彼は20個以上のサービスをリリースしてきたが、外したものあれば当たったものもある。
成果が出ずに悩んでいる人の多くはそもそもまず量を出していないことにあるのだろう。
僕も含めて多くの開発者がサービスをリリースするのに多くの時間をかけてしまうが、時間をかければかけるほど質が上がるとは限らない。
時間をかけたがゆえに無駄な機能が量産されてサービスのコンセプトがぼやけてしまうことは多い。
質を追求する前にまずは量をアウトプットしよう!
それでは、そんな彼が個人開発をはじめてからどんなサービスをリリースしてきたか見ていこう!
Mood2Movie
「Marc Lou(マーク・ルー)」氏は手始めにMood2Movieというサービスを作った。
その時の気分から映画を探せるサービスのようだ。
僕自身Filmatchという映画を色んなキーワードで探せるサービスを開発・運営しているので、なんだか近い雰囲気を感じる。
映画はみんな好きだから映画に関わるサービスを作りたくなるのはすっごい分かる。
このMood2Movie自体は稼げるサービスに成長しなかったが、このサービスを作ることで多くの経験ができたと語っている。
WorkbookPdf
最初に収益が発生したのがこちらのworkbookpdfだったよう。
AIが何かのトピックを勉強するためのワークブックをPDFで自動生成してくれるサービス。
このサービスでは非常に微々たるものだが現在月間19ドルほどの収益が生まれている。
VirallyBot
続いてヒットしたのがvirallybot。
面白いコンセプトのサービスで、ビジネスオーナーがこのボットを使って顧客とゲームを介したコミュニケーションができるというもの。
ボットはFacebookのメッセンジャー上で謎解きなどのゲームを出題してそれに正解したらビジネスオーナーのクーポンがもらえるという仕組み。
ただのボットが定型文でクーポンを提供するよりも、ゲームを介して顧客との関係性を築きながらクーポンを提供する仕組みを作ることで顧客エンゲージメントは向上し購入にいたるケースが多いらしい。
残念ながら現在は運営をストップしてしまっているが199ドル/月ほどの稼ぎがあったらしい。
ランディングページを見ると割とちゃんとチームを作っていて力を入れていたのがわかる。
ByeDispute
続いて結構なヒットになり今でも継続的に運営しているのがこちらbyedispute
Stripeの不正利用や二重決済など決済に関わる様々な問題が起きた時にそれに対してアラートを飛ばしてくれる仕組みを開発者向けに提供するノーコードツール。
僕自身もサービス開発する上でStripeに非常にお世話になっているが、普通にクレジットカードの期限が切れていて決済されていない顧客がいる。
面倒なのであまりメンテナンスしていないが、本来であればちゃんとメンテナンスするべきなはず。
そんな課題を解決してくれるのがこのbyedisputeなのだ。
現在は726ドル/月の収益があるらしい。
Indie Page
そして多くのサービスをリリースしてきた彼だからこそ作ったサービスがこのIndie Page。
自分の作ってきたサービス・ポートフォリオをまとめて掲載しつつStripeと連携することで各サービスが今どのくらいの収益を生んでいるかを可視化できるようなサービスになっている。
実際にマーク氏自体のサービスも彼のIndie Pageから覗くことが可能。
このサービスが1.2kドル(18万円)/月ほどの収益を出しているそう。
自らサービスをそんなにリリースしている人は世界中にいないのでターゲットは非常にニッチだが、それでもニッチなターゲットに刺さるサービスだと思う。
UIも素敵。
LaunchViral
続いてサービスというかオンラインコースなのだが、大きな収益を生んでいるのがこちら。
マーク氏は、自分自身が多くのサービスを開発する中でTwitterでバズらせてローンチを上手くいかせる方法を会得してきた。
そのエッセンスを学べるのがこの動画なのだ。
このオンラインコースで6.2kドル(90万円)/月の収益があるっぽい。
僕自身もサービス開発しながら教育コンテンツを数多く提供しているが、やはり実際に自分で手を動かしながら実践しているとそれ自体が収益を生まなくてもそこから得た経験やスキルをコンテンツにして売ることで収益を生むことができる。
だから、自分で何か挑戦して上手くいかなくても悲しまなくていい。あなたのその経験を買いたい人が世界中のどこかにいるはずだ。
ShipFast
そして今一番稼いでいるのがこちらのShipFastというプロダクト。
ShipFastは、マーク氏が今まで色んなサービスをリリースしてきて毎回データベースの構築とか決済周りの構築とか同じようなことを繰り返してきた経験からめんどくせぇ!ってなってそれらを一つのパッケージとして使えるようにしたサービス。
これが大ヒット。
今では51.4kドル(700万円)/月ほどの収益があるっぽい。
めちゃくちゃすごい。
こう見てみると、マーク氏は数々のサービスをリリースしてきてそれらのサービス単体ではそれほど稼いでいるわけではないが、それらの経験をサービスに落とし込むことでかなり稼いでいる。
これをたった3年で成し遂げているのだ。
ここで紹介した以外にもたくさんのサービスを開発して3つのサービス売却にも成功している。
とにかく行動して挑戦して経験することがどれだけ大事なのかがマーク氏の行動を見ると分かる。
ということで今回は「Marc Lou(マーク・ルー)」氏にフォーカスしてきました。
いかがだったでしょうか?
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それではまた来週!
行動の大事さがよくわかるお話でした。
自分の経験を思い返してみます。