週刊3分AIニュース #12:「トヨタの米研究所、ジェネレーティブAI活用の車両設計ツールを公開」
忙しいあなたのために最近のAIニュースや有益AI情報を3分でキャッチアップできるようにお届け
こんにちは、日々AIデータサイエンスについて発信しているウマたんです。
先週は僕が運営するスタビジにて最近話題のAIにおいて重要なzero shot, one shot , few shot learningあたりを紹介しましたので是非見てみてください!
zero shot, one shot , few shot learning について解説!ファインチューニングとの違いとは?
それでは本日も最近のAIニュースを振り返る週刊3分AIニュース!いってみましょう!
1.NVIDIA 生成AI Day 2023 Summerを開催
現在生成系AI関連で何かと勢いに乗っているNVIDIAが、7/28(金)にオンラインイベントを開催するそうです!
”生成 AI によって iPhone 登場と同様の大変革があらゆる場面で始まっています。当イベントでは、このような時代を迎えた今、日本企業がとるべき第一歩について共に考え、その取組みを支える最先端ソリューションを一挙にご紹介します。”
東京大学の松尾教授の基調講演からはじまり、Stable diffusionを開発しているStability AIをはじめとするAI時代の最先端をいっている企業の講演があります。
興味のある方、ぜひ参加してみては!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000396.000012662.html
2.リード・ホフマン氏ら率いるInflection AI、創業1年目で13億米ドル調達——ビル・ゲイツ氏、エリック・シュミット氏も参加
創業1年目にしてとんでもない金額を調達してる!と思いきや、実は既に創業時に2億2,500万米ドルを調達してるんですねこの会社。
創業者はLinkedin創業者で投資家としても名高いリード・ホフマン!
やはり元々実績のある人の会社には初期段階から多額の資金があつまる傾向にありますねー。マイクロソフト創業者のビル・ゲイツやGoogle元社長のエリック・シュミットなどからも投資をされていることからネットワークの強さを感じます。
Inflection AIは5月にパーソナルAI「Pi」をローンチしたそうで、これはOpenAの「GPT-4」、 Microsoftの「Bing」、Googleの「Bard」よりも個人的かつ口語的に行動することを意図しているとのこと。
さらに、OpenAIの「GPT-3.5」を凌ぐとする「Inflection-1」と呼ばれる Pi を動かす新しい LLMをリリースすると発表したそうです!これまでとはまた違ったタイプの生成AI、今後が楽しみですね!
3.米下院、議員のChatGPT使用を制限
やはり普及が進んでいるのもあってか、海外はこういった規則を設けるのが早いですね!
規則の内容としては、「通常業務のワークフローへの組み込みは禁止」や「機密性の高いデータの入力は禁止」などがあるそう。たしかに政府の機密情報が外部に漏れてしまう可能性もあるので、このような対応は妥当だと思います!日本でもChatGPTをはじめとした生成系AIの使用が少しずつ広がってきていますが、同様の規則が設けられるのはいつになるでしょうか?今後の政府や各企業の対応に注目です!
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1512163.html
4.トヨタの米研究所、ジェネレーティブAI活用の車両設計ツールを公開——デザイナー⇄エンジニアの設計戻しを軽減
生成系AIの活用が止まらない!これを皮切りに、メーカーでのAI活用がさらに広がっていくかもしれません!
”このツールは、デザイナーがテキストプロンプトを通じてデザインスケッチを生成し、「洗練された」「SUV のような」「現代的な」などの正確なスタイル属性を組み込むことを可能にする。さらに、デザイナーは定量的な性能指標を最適化して、最初のプロトタイプ・スケッチを作成することができる。”
世界各国の自動車デザイナーと生成系AIの力が組み合わさって、今まで見たことないようなデザインの車が次々と発表されるかもしれませんね!
5.すでに10万社が利用、キーワード4つでCM動画を5分で自動生成する「Waymark」
ある分野に特化した生成AIが次々と発表されていますが、今度はCMを自動で生成してくれるAIが登場です!AIがやってくれる作業は以下の通り。
“Waymark に企業の基本情報を入力するだけで、AI が自動的に動画の編集、脚本、吹き替え、採点を行い、プロが吹き替えを担当した高品質な CM 動画が出来上がる。これら一連の面倒な作業を5分で行うことができる。”
なんとCM 制作にかかる時間を94%節約できるとのこと!これはすごい!
既にWaymark AI は10万社以上を集め、30万本以上の動画を制作してきたとのことですが、今後さらに多くの企業から依頼が来るのではないでしょうか!
いかがだったでしょうか?毎週月曜日に情報をお届けするので、ご購読していない人はこの機会にぜひご購読を。
役立った!と思ったら周りの人にシェアいただけると嬉しいです。
AIの詳しい理論や実装方法を学びたい方へ
このニュースレターでは最新のニュースやツールについて発信していきます。
AIの詳しい理論や実装方法が知りたい方はぜひWebメディア「スタビジ」やWebスクール「スタアカ」をチェック!
それではまた来週!