こんにちは、日々AIデータサイエンスについて発信しているウマたんです。
GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?
GW中も世界は関係なくAIのニュースで賑わっていました。
ということで、最近のAIニュースを振り返る週刊3分AIニュース!いってみましょう!
1. Microsoft、対話型AI検索を公開 ChatGPTより最新情報
ついに!米Microsoftが4日、対話型の人工知能(AI)を搭載した検索エンジン「Bing(ビング)」の一般公開を始めたと発表しました!「ChatGPT」を開発したOpenAIの技術を取り入れ、基になるデータを最新にし、画像の自動作成機能も搭載しています。文字の回答が中心だったChatGPTに対し、Bingは関連する写真や外部のリンクも表示してより見やすくなっています。マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は「世代交代」という言葉を使い、Googleへの対抗姿勢を見せています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN0338S0T00C23A5000000/
2. メルカリ、生成AI/LLMの専門チームを設置
株式会社メルカリが、生成AI・大規模言語モデル(LLM)の活用を通じた生産性向上や、プロダクト実装による課題解決を目的に、生成AI/LLM専門チームを新たに設置したことを発表しました!
生成AI・LLMの登場により、今後様々な分野でのイノベーションが期待されており、メルカリグループ内においても多くの用途で活用される可能性が秘められています。DMM.comの亀山敬司会長も、生成系AIのサービス開発に20億円を投じるとSNSに投稿するなど、国内企業の生成AIへの投資がますます加速していくでしょう!
https://about.mercari.com/press/news/articles/20230501_generativeai/
3.生成AIで衛星データ活用の課題払拭へ、スタートアップがMicrosoftとタッグ
衛星データを解析し、防災など行政機関や企業の課題解決を支援するスタートアップのSolafuneは、衛星データと機械学習の相性の悪さを生成AIで解決する取り組みを進めています。米Microsoftの支援を受け、2023年度中をめどに衛星データ向け生成AIの提供を目指しています!
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02423/042500013/
4.ChatGPTの開発企業、オープンAIが赤字730億円に
対話型AIサービス「ChatGPT」を開発した米新興企業Open AIが、2022年に5億4000万ドル(約730億円)の赤字に陥りました。米Googleなどからの人材獲得やAI開発に伴うコストがかさみ、赤字額が21年から2倍に拡大したとしています。ただ、今後数年間で1000億ドル(約13.4兆円)を調達する可能性があるといいます。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230505-OYT1T50129/
5.Amazon、音声AI企業Snackableを買収
Amazonが昨年、ポッドキャストのユーザー機能を強化するため、Snackable.AIと呼ばれる小さなAI企業を買収していたことが分かりました!
データによると、Amazonの買収に先立ち、Snackableは3回の資金調達ラウンドで外部投資家から合計310万ドルを調達しています。
アマゾンのCEO、アンディ・ジャッシーは、「本当に重要な主要な大規模な言語モデルを見ると、構築には何年もかかり、構築には数十億ドルかかります。そして、その時間とお金を投資したい少数の企業があり、私たちはアマゾンでその1つになるでしょう。」と同社の計画に触れ、今後も生成AI企業に対して、積極的な投資を行うことを示唆しました。
6.イギリス家電大手ダイソン、ブリストル市内中心部に1億ポンドの研究拠点を計画
英国の家電大手ダイソンは、イングランド南西部ブリストルに1億ポンドを投じて研究開発拠点を新設すると明らかにした。ソフトウエアやAIを開発するエンジニアを数百人雇用する計画です。
創設者ジェームズ卿の息子であり、同社のチーフエンジニアであるジェイク・ダイソンは、「接続性」に焦点を当てると述べました。
彼は、「このような技術は、同社が顧客をサポートする方法を変革し、機械の性能を継続的に評価できるようにする」と述べました。
https://www.bbc.com/news/uk-england-bristol-65457492.amp
7.サムスン、ChatGPTの社内使用禁止 機密コードの流出受け
サムスン電子は、従業員によるChatGPTなどの人工知能搭載チャットボットの使用を禁止しました。ブルームバーグによると、先月あるエンジニアが社内機密のソースコードをChatGPTにアップロードし、誤って流出させたことが発覚しました。これを受けサムスンは先週、「生成AI」ツールの使用禁止を社内に通知したということです。この情報流出がどれほど重大だったかは不明ですが、サムスンは、AIチャットボットに共有されたデータがOpenAIやマイクロソフト、グーグルといったAIサービス運営企業のサーバーに保存され、容易にアクセスや削除ができない状態になることを懸念し、さらに、ChatGPTなどと共有された機密データが最終的に他のユーザーに提供されてしまうことも懸念しています。
https://forbesjapan.com/articles/detail/62905
8.SlackがSlack GPT発表。Slack上にAIによる自動化機能を統合へ
Slackは4日(米国時間)、生成系AIの活用ビジョンとして「Slack GPT」を発表しました!長いスレッドの要約や他のアプリと連携した自動化などを提供可能にします。
OpenAIのChatGPTや、AnthropicのClaude、独自のカスタムAIモデルなど、用途にあわせたAIモデルを統合し、アプリ上で実現しました!Slackの会話体験とシームレスに連携し、AIを活用したSlack利用が行うことができます。
https://slack.com/intl/ja-jp/blog/news/introducing-slack-gpt
9.クラウドストレージBoxから『Box AI』がリリース
クラウドストレージのBoxは、OpenAIとの提携により、自社製品全体に新しい人工知能機能を導入することを発表しました。この機能には、顧客契約にわたる情報の分析、財務文書の要約、調査からの洞察の表面化などが含まれる予定です。Boxは、115,000以上の顧客に対応しており、彼らのコンテンツがすでに安全に保存されている場所に基礎となるAIモデルを持ち込むことで、より便利で価値のあるものになると述べています。
10.オープン AI はまもなく 『gpt-4-32k』を展開するかも!!
32,000トークンとコンテキストの長さが4倍に!超長文の質問にも解答でき、日本語でも爆速で回答してくれるようになりました。既に一部ユーザーが使える状態になっており、ChatGPT Plusの方は是非利用してみてください!
https://note.com/6e6577_gula_stus/n/n4046b5fa4228
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